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ハイドロカーボノミクス分科会

設立趣旨

分科会設立の背景

 近年、世界的にペトロリオミクス技術の開発が活発に行われており、日本でもJPEC事業を中心に精力的な取り組みがなされています。 ペトロリオミクスの基盤技術は、石油のみならず石炭やバイオマスを含む種々の重質炭化水素系に展開が可能であり、バイオ分野で誕生したオミクス科学の方法論をエネルギー・マテリアル分野に展開して行く上での橋渡し技術になり得るものです。
現在、日本は、詳細組成構造解析、分子反応モデリング、ペトロインフォマティクスを中心とするペトロリオミクス基盤技術の世界的センターの一つであり、これらの技術を様々な重質炭化水素系に展開することで、今後とも我が国が学術分野で世界をリードして行くと共に、我が国の産業競争力強化に資することが期待されています。

 

分科会の目的

 世界的なペトロリオミクス技術の開発に関連して得られつつある理学・工学的知識(エネルギー・マテリアル分野におけるオミクス科学の方法論)を体系化・普遍化して、石炭やバイオマスを含む種々の重質炭化水素系に展開ことを目指します。また、そのために、産学に跨る人的ネットワーク形成の場を提供していきます。

対象分野

 各種重質炭化水素系:石炭、石油、バイオマス、高分子等を対象とします。

分科会設立の背景

 分科会員は日本エネルギー学会および重質油部会所属の会員であることとします。
分科会に加入をご希望の方は、重質油部会長または分科会長、幹事までご連絡ください。

2016年7月1日更新

連絡先

重質油部会長

鷹觜 利公   産業技術総合研究所

 

幹事

田中 隆三(ハイドロカーボノミクス分科会長)  出光興産
熊谷 治夫   北海道大学
森本 正人   産業技術総合研究所

 

連絡先:jiehog-info-ml@aist.go.jp

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