燃焼部会
目的
カーボンニュートラル社会へ向かう転換期における燃焼研究
Combustion research towards a carbon neutral society in the era of fuel transition
地球温暖化問題を受けて,世界はカーボンニュートラル化に向かっています。CO2 排出の最も重要な原因が化石燃料の燃焼使用である以上,燃料転換をはかる必要があります。電気に置き換えられる分野,すなわち輸送,厨房,暖・冷房,自動車などでは,社会要請および電力供給の許容範囲内において,電化が進むことを望んでいますが,インフラの基盤である鉄鋼(高炉),発電基盤,航空機,化学産業,工業炉,窯業、エンジン(用途別)などの分野では,燃焼でなければ達成できない高温度域や安定的な供給使命があるのも事実です。2030 年までに,軽い炭素源燃料への切り替えや,再エネの利用割合の増加と推進がなされ,省エネルギーの分野においても『乾いたタオルをさらに限界まで絞る』という厳しい状況が続くと思われます。2030 年以後には,再エネに追いつく割合で水素・アンモニア燃料や再生燃料(廃棄物,CO2 再利用燃料,バイオマス残渣や汚泥由来など)の利用が見込まれます。
来たるべき燃料転換期への備えは日本で着実に進められています。石炭火力でのアンモニア混焼をはじめ,化学産業でのナフサ分解炉の燃料転換,新燃料による船舶・航空輸送を含めた社会実装計画(Feasibility analysis)が皆さんの参画により進んでいます。学術と実践の場に携わる人材の交流の場になり得たいと思い,本部会で燃焼に関わる活動をしています。現在,各国、各社の一手一手で社会情勢が変化し,棋士のように全体形勢を見渡しながら次に指すべき駒(技術)の一手を見極める状況が続くように思います。大転換期においては総合力でもって臨むしかないと考えており,横断的な議論の場が増えること,新事業が増えることが望ましいと考えます。
燃焼部会と連携できる案件があれば有り難く,私共にお声をかけて頂ければ幸いに存じます。
来たるべき燃料転換期への備えは日本で着実に進められています。石炭火力でのアンモニア混焼をはじめ,化学産業でのナフサ分解炉の燃料転換,新燃料による船舶・航空輸送を含めた社会実装計画(Feasibility analysis)が皆さんの参画により進んでいます。学術と実践の場に携わる人材の交流の場になり得たいと思い,本部会で燃焼に関わる活動をしています。現在,各国、各社の一手一手で社会情勢が変化し,棋士のように全体形勢を見渡しながら次に指すべき駒(技術)の一手を見極める状況が続くように思います。大転換期においては総合力でもって臨むしかないと考えており,横断的な議論の場が増えること,新事業が増えることが望ましいと考えます。
燃焼部会と連携できる案件があれば有り難く,私共にお声をかけて頂ければ幸いに存じます。
部会活動
令和7年度第一回
2025年8月7日~8日、東北大学 川内北キャンパス(全国大会期間中)において開催
奥村幸彦部会長,飯島晃良幹事、以下の部会執行メンバー、部会員が出席。
燃焼の基礎に関する講習会および企業(工場、研究所)見学会開催を開催する。
奥村幸彦部会長,飯島晃良幹事、以下の部会執行メンバー、部会員が出席。
燃焼の基礎に関する講習会および企業(工場、研究所)見学会開催を開催する。
メンバー
役職 | 氏名 | 所属 |
部会長 | 奥村 幸彦 | 香川大学 創造工学部 |
幹事 | 飯島 晃良 | 日本大学 理工学部 |
部会執行幹事メンバー(行事等主担当委員) | 秋元 雅翔 | 日本大学 理工学部 |
川野 大輔 | 大阪産業大学 システム工学部 | |
神原 信志 | 岐阜大学 工学部 | |
小林 信介 | 岐阜大学 工学部 | |
義家 亮 | 岐阜大学 工学部 |
お知らせ
連絡先
燃焼部会HPに関する連絡先
燃焼部会HP担当
大阪産業大学 システム工学部 システム工学科 川野 大輔
kawano(at)mech.osaka-sandai.ac.jp
※(at)を@に置き換えてください.