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バイオマス関連行事報告

第57回広島大学バイオマスイブニングセミナー

2017-10-18
2017年10月18日に東広島の広島大学で第57回広島大学バイオマスイブニングセミナー(第22回広大ACEセミナー)が開催されました。以下に内容を紹介します。/matsumura

司会 広島大学大学院工学研究科 研究員 Nattacha PAKSUNG
解説 広島大学大学院工学研究科 教授 松村幸彦

広島大学大学院先端物質科学研究科  M2  高垣 俊宏
「微生物燃料電池を用いた余剰汚泥分解と電力変換」
余剰汚泥を原料として運転する生物燃料電池で燃料電池の微生物として余剰汚泥そのものを利用する検討。余剰汚泥の一部が資化されて発電ができ、22日で70%の分解率を得る。

広島大学工学研究科 B4黒木 睦美  
「キャピラリー菅を用いた水熱反応下でのグルコース分解の反応場質量分析」
高温高圧水を用いた前処理で生成する物質を直接観察するには高温高圧の反応場からサンプリングを行う必要がある。この減圧サンプリングにキャピラリーを用いる検討。

広島大学工学研究科 B4  横山 裕生
「セルロースの酵素加水分解における5-HMFの影響」
リグノセルロースの高温高圧水処理によって生成する5- HMFが酵素加水分解に影響を与えるかどうかを確認。5- HMFの濃度を変えて酵素加水分解行うが阻害は確認されなかった

広島大学大学院工学研究科 M1 橋本 壮侍
「水熱条件下におけるDNAの分解特性」
DNAの水熱処理におけるリンの挙動を検討。300~450 ℃、5~80 s、25 MP aで実験。有機リンが無機リンとなり、さらにこれが沈殿するモデルで説明。1次反応でフィッティング。

以上です。
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