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バイオマス関連行事報告

日本機械学会中国四国支部第56期総会支部賞受賞者講演

2018-03-07
2018年3月7日に徳島の徳島大学で日本機械学会中国四国支部
第56期総会支部賞受賞者講演が開催されました。普段は必ずしもバイオマスに関係しない行事ですが、今回、たまたま3件ともバイオマス関連でしたので以下に内容を紹介します。今回は3件とも技術創造賞でした。/matsumura

○阿部文明(愛媛大学)、徳永賢一、中原真也
「木質バイオマスの二段階燃焼技術の開発」
林地残材などの未利用バイオマスを燃料利用することによって林業の経済性を改善することを考え、海水やヒ素を含む木材も処理できる二段階燃焼技術を開発。

合田公一(山口大学)、野田淳二(近畿大学)、○金顯凡(沼津高専)
「Multi-Pin assisted Resin Impregnation (M-PaRI)による天然繊維系撚糸複合材料」
熱可塑性樹脂と長繊維から複合材料を製造する新技術の開発。撚糸を195 ℃のポリプロピレンに通してコーティングし、2 mm に切断してペレット化、さらに射出成形。

○田之上健一郎(山口大学)、西村龍夫、上村芳三(ペトロナス工科大)、谷口美希、笹内謙一
「木質バイオマスの熱分解特性の体系化と固気系伝熱・化学反応シミュレータの開発」
木質バイオマスの充填層の熱分解ガス化について伝熱と化学反応のモデルを構築。反応に伴う空げき率の変化も考慮。

以上です。
 
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