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バイオマス関連行事報告

小島紀徳様最終講義

2018-03-03
2018年3月3日に東京の吉祥寺にある成蹊大学で、小島紀徳様の最終講義がありました。バイオマスに限った話ではないのですが、参考になる部分もあろうと思いますので紹介させていただきます。/matsumura

小島紀徳
「化工屋さんの環境エネルギー研究 公害から地球環境・再生可能エネルギーへ」
小島様の研究の進め方を総括して紹介。研究そのものではなく、必要性への対応が基本的なスタンスで、環境をキーワードに従来の化学工学の枠組みにとらわれず活動。特に俯瞰的な視点を重視。バイオマス、石炭、砂漠、二酸化炭素などを対象に研究を進めてきたもの。

原節子
「最終講義」
原様の油脂化学の研究の中で特に油脂の酸化挙動と酸化防止法、天然油脂・油糧資源の有効活用法の研究の紹介。油脂には栄養性、嗜好性、機能性の面からのメリットがそれぞれある。

バイオマスは特に総合科学ですので、ひとつの学問からだけでなく、ニーズオリエンテッドで小島様のように進めることが有効かと感じています。小島様は、自分と違う分野の方との共同研究や、違う分野の方を研究室に迎えてこれらの活動を進めてこられたとのことでした。
なお、概算ですが、200人近い参加者があり、盛況な会議ならびに引き続いて行われた懇親会でした。

以上です。
 
 
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