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第121回広島大学バイオマスイブニングセミナー／第155回広島大学エネルギー超高度利用研究拠点セミナーが2025.5.27に東広島にあるハイブリッドで開催されました。松村の聞くことのできたバイオマスに関する発表について紹介します。

橋間 友亮（広島大学）
付加価値油のオーランチオキトリウムの凝集性の株が得られたので、これを有効利用する検討。
培養、細胞回収、乾燥、抽出を行うが、細胞回収にエネルギーがかかるので、これを凝集を用いる。細胞の増殖中だと基質の吸収の制限や資質の蓄積が起きるので、増殖が終わってから凝集させることを考える。

渡邉 研志（広島大学）
非糖質炭素源を利用したAurantiochytrium属による油脂生産
植物や魚油は天然資源であり、その枯渇が懸念されているので、これをより容易に入手できる酢酸から生産する検討。

秋 庸裕（広島大学）
Gas-to-Lipidsバイオプロセスの特徴と課題
ガスを原料として発酵を行い、油脂を得るgas-to-lipidプロセスの開発。


今回は秋教授の研究室から一連の研究発表をいただきました。