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バイオマス関連行事報告

第56回広島大学バイオマスイブニングセミナー

2017-09-12
2017年9月12日に東広島の広島大学で第56回広島大学バイオマスイブニングセミナー(第20回広大ACEセミナー)が開催されました。以下に内容を紹介します。/matsumura
 
司会・解説 広島大学大学院工学研究院 教授 松村幸彦
 
講演 広島大学大学院工学研究科 D3 Nattacha PAKSUNG
「Gasification of lignocellulosic biomass under sub- and super critical water contidion: Interaction between model compounds and process evaluation」
超臨界水ガス化中のグルコースとグアヤコールの挙動は確認されているが、キシロースについては確認されていなかったので、これを確認してリグノセルロースの3成分(セルロース、リグニン、ヘミセルロース)の挙動を対応するモデル化合物(グルコース、グアヤコール、キシロース)で表すことに成功。さらに、これらの混合物を超臨界水ガス化し、相互作用を確認。
 
講演 広島大学大学院工学研究科 客員研究員 Obie FAROBIE
「Supercritical biodiesel production: A-state-of-the-art」
超臨界流体を用いたバイオディーゼル生産について議論。触媒は不要で反応速度は早く、後処理のpH調整も不要、メタノール以外のアルコールやエステル類も利用でき、遊離脂肪酸も変換できる。さらに水が含まれていても問題ない、といった利点がある。各種の反応を比較して整理。
 
以上です。
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