一般社団法人 日本エネルギー学会
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バイオマス関連行事報告

第27回日本エネルギー学会大会

2018-08-08
第27回日本エネルギー学会大会が2018.8.8-9に東京にある日本大学理工学部駿河台キャンパスで開催されました。松村の聞くことのできた発表について紹介します。


セッション3-1 バイオマス(1)
座長 波岡知昭(中部大)
3-1-1 (近畿大)〇鈴木高広, 坂本勝
太陽光発電所の未利用空間におけるサツマイモのソーラーシェア栽培適性
ソーラーパネルの隙間に鳴門金時を植えて育てる検討。

3-1-2 (岐阜大)〇立花友麻, 岡田和樹, 小林信介, 須網暁, 板谷義紀, (玄々化学工業)神谷憲児, 伊藤拓美, 大木博成
乾燥促進剤を用いた高含水率有機物の乾燥特性
下水汚泥を乾燥促進材を用いて加熱せずに乾燥する提案。

3-1-3 (京都大)〇Latifa SENIORITA, Eiji MINAMI, (トヨタ自動車)Noriko SHISA, Yoshiteru YAZAWA, Hitoshi HAYASHI, (京都大)Shiro SAKA
Solid-Liquid Equilibrium of Monoglycerides for Predicting Cold Flow Properties of Biodiesel
モノグリセリド(MG)の固液平衡を確認。

3-1-4 (京都大)〇Kiky Corneliasari SEMBIRING, Asif AUNILAH, Eiji MINAMI, Shiro SAKA
Renewable gasoline production from oleic acid by oxidative cleavage followed by decarboxylation
オレイン酸からガソリンを合成する検討。


セッション3-2 バイオマス(2)
座長 椿 俊太郎(東京工業大学)
3-2-1 (群馬大)〇関口尚幸, 小林裕貴, (金沢大)榎本啓士, (キンセイ産業)金子啓一, (群馬大)ゴンザレスファン, 荒木幹也, 志賀聖一
火花点火ガス機関発電システムを用いたバイオガスの成分が熱効率に及ぼす影響
バイオマスをガス化して発電する時に変動、低発熱量が問題としてそのエンジンに及ぼす影響を確認。

3-2-2 (京都大)〇Yuanyuan Zhao, Haruo Kawamoto, Shiro Saka
Characterization of aqueous acetic acid hydrogenation over Ni-Sn/TiO2 catalyst in flowtype reactor for bioethanol production
Ni-Sn/TiO<sub>2</sub>触媒を用いて、水相で酢酸を水素化する検討。

3-2-3 (中国電力)○和田泰孝, 内山一郎, 谷川博昭, (広島大)松村幸彦, (復建調査設計)井上陽仁, (中電プラント)川井良文, (東洋高圧)野口 琢史
麦焼酎残渣の超臨界水ガス化1か月DSS連続試験について
焼酎残渣の超臨界水ガス化で触媒として加えた活性炭の吸着の影響を議論。

3-2-4 (東京農工大)〇矢崎茉奈, 富田遼, 伏見千尋
珪藻の水熱液化後固体残渣の酸化雰囲気下における反応性の解明
珪藻を水熱処理したあとに残る固体残渣を酸化、有効利用する検討

3-2-5 (中部大)○波岡知昭, 奥平賢嗣, 廣田智久, 二宮善彦
メタネーション反応条件下における微量ベンゼンの改質挙動
バイオマスのガス化に伴うタールの処理に関する検討。


セッション3-3 バイオマス(3)
座長 高橋 伸英(信州大学)
3-3-2 (発表順序変更) (広島大)〇横山裕生, 松村幸彦
ディスクミルによる複数回水熱粉砕処理の酵素加水分解に与える影
リグノセルロース系バイオマスを高温高圧水中で粉砕を行う場合の酵素糖化について、粉砕回数の影響を議論。

3-3-1 (発表順序変更) (森林総研)〇吉田貴紘, 久保島吉貴, (日本大)木口実, (アクトリー)田中孝二郎, 青山和樹, 宮後愛美, 増井芽, (三洋貿易)大藪吉郁, 小林明央, 五十嵐大徳
地産地消型トレファクション木質バイオマス燃料の製造技術開発-トレファクション燃料製造実証プラントの運転状況(2)
チップを半炭化し、これをペレット化して利用する実証試験の結果の報告。

3-3-3 (京都大)◯齋藤香織, (日本化薬)海寳篤志, 酒井亮, (京都大)牧村裕, 西村裕志, 渡辺隆司
マイクロ波ソルボリシスにより得られる低分子リグニンの化学構造解析とエポキシ樹脂合成
製紙で除去されるリグニンを付加価値化利用するためにトルエンとメタノールを用いて酸触媒マイクロ波ソルボリシスを行う。

3-3-4 (京都大)〇渡辺隆司, 勝山勇, (大陽日酸)松森朋子, 松田博, Fan Lulu, 陸思鳴, 磯﨑勝弘, 中村正治, 福田健治
マイクロ波反応を用いたリグニンからの重水素化芳香族モノマーの生産
リグニンに安定同位体を導入して重水素化医薬品を得る検討。
 
 
セッション3-4 バイオマス(4)
座長 秀野 晃大(愛媛大学)
3-4-1 発表キャンセル


3-4-2 (東京大)〇長谷川文生, 海津裕, 芋生憲司
メタン発酵消化液を窒素源とする微細藻Botryococcus brauniiの培養に関する基礎的検討
微細藻ボトリオコッカス・ブラウニーをメタン発酵消化液のアンモ
ニア質窒素で育てる検討。

3-4-3 (京都大)〇南英治, 谷川稜, 坂志朗
酢酸塩からの酢酸回収におけるバイポーラ電気透析の二室法と三室法の比較
酢酸をプラットフォームとするバイオリファイナリーのために酢酸を電気透析で得る検討。

3-4-4 (京都大)〇Eka Triwahyuni, Masatsugu Takada, Harifara Rabemanolontsoa, Shiro Saka
Direct Acetic Acid Fermentation of Paper Sludge by Clostridia for Bioethanol Production
Clostridiumを用いてペーパースラッジを酢酸発酵する検討。


セッション3-5 バイオマス(5)
座長 嶋田 五百里(信州大学)
3-5-1 (京都大)〇野村高志, 河本晴雄
5-ヒドロキシメチルフルフラールを経由したセルロースの炭化機
セルロースの炭化に伴う変化を FT-IR で確認。

3-5-2 (京都大)〇Jiawei Wang, (Universiti Teknologi Malaysia)Mohd Asmadi, (京都大)Haruo Kawamoto
Effect of Uronic Acid Moiety in Xylan Pyrolysis
キシランの中のウロン酸基の熱分解での挙動と確認。

3-5-3 (Universiti Teknologi Malaysia)〇Mohd Asmadi, (京都大)Haruo Kawamoto
Kinetics of cellulose activation process in pyrolysis
セルロースの熱分解に活性化セルロースの概念が重要として議論。

論文賞受賞講演 (東北大)〇渡邉賢, 松田誌穂, 北島治之, Richard Lee SMITH, Jr.
イオン液体[Bmlm]Cl-水混合溶液中でのセルロースからの連続HMF生産プロセス
イオン液体を用いて段階的に水を加えてセルロースから5-HMFを高収率で得るプロセスの提案。


セッション3-6 バイオマス(6)
座長 河本 晴雄(京都大学)
3-6-1 (信州大)〇嶋田五百里, 松本雄太 , (ユーグレナ)松本拓也, 太田晴久, 鈴木健吾, (千代田化工)高塚透
接触分解反応場での水素移行反応を利用したバイオオイルモデル物質の脱酸素化
急速熱分解油を水素を用いずに脱酸素する検討。

3-6-2 (広島大)〇Rahmat Iman MAINIL, Yukihiko MATSUMURA
Syngas production from Palm Oil Mill Effluent (POME) by Supercritical Water Gasification
パーム油工場廃液(POME)を超臨界水ガス化する検討。

3-6-3 (広島大)〇Apip AMRULLAH, Yukihiko MATSUMURA
Gasification characteristic of sewage sludge in sub- and supercritical water
活性汚泥を超臨界水ガス化する検討。

3-6-4 (名古屋大)○佐藤文哉, 谷春樹, 平澤政廣
油脂含有固形物からの炭化水素燃料の製造
パーム油などをアルカリ触媒で分解し、炭化水素を得るプロセスの検討。


セッション3-7 バイオマス(7)
座長 波岡 知昭(中部大学)
3-7-1 (群馬大)〇上杉拓未, 神成尚克, 佐藤和好, 宝田恭之
消化汚泥を原料としたバイオチャーの調製と特性評価
消化汚泥を活用してチャーを生成し、リンの回収を行う検討。

3-7-2 (岐阜大)〇藤田健人, 須網暁, 小林信介, 板谷義紀
石炭・バイオマス混合ガス化反応速度論に関する研究
石炭と木質バイオマスを混合してガス化する時のガス化速度の議論

3-7-3 (小山高専)〇羽鳥哲矢, 森下佳代子,(群馬大)神成尚克, 宝田恭之
気相酸化および炭化を用いた木質バイオマスを原料とする金属吸着剤の開発
木質バイオマスを原料とする金属吸着剤の開発の検討。

3-7-4 (金沢工業大)〇石原正彦, (石川県公衆浴場業生活衛生同業組合)松永日出男, (金沢市民発電所)田中博志, 谷口彰, (エネルギー管理士)橋本忠,(協和工業)川北英治
公衆浴場施設における竹・廃木材チップ混焼システムの開発
公衆浴場で地域の竹と木チップを同時に燃やす検討。


以上です。