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バイオマス関連行事報告

第61回広島大学バイオマスイブニングセミナー

2018-02-14
2018年2月14日に東広島の広島大学で第60回広島大学バイオマスイブニングセミナー(第27回広大ACEセミナー)が開催されました。以下に内容を紹介します。/matsumura

司会・解説 広島大学大学院工学研究科 教授 松村幸彦

講演 広島大学大学院先端物質科学研究科  M2    中路 彩
「Moorella thermoaceticaの糖、H2-CO2代謝におけるformate-tetrahydrofolate ligase(FTL)の機能解析」
水素と二酸化炭素からエタノールを生産するモレラ菌にギ酸が蓄積してエタノールが得られないことを確認。これはギ酸の反応が遅いためとして、ギ酸を反応させる酵素の遺伝子を導入、エタノールの生産に成功。

講演 広島大学大学院工学研究科  M2   五藤 聡
「焼酎残渣の超臨界水ガス化の反応モデル」
焼酎残渣の超臨界水ガス化でチャー生成を抑制するために、ラジカル捕捉剤である酢酸を添加、チャーの抑制挙動を確認。

講演 広島大学大学院工学研究科 博士研究員  Nattacha PAKSUNG
「トマトの残渣の超臨界水ガス化」
トマト残渣を550-650 ℃、25 MPa で超臨界水ガス化。得られたガス組成は平衡組成からずれると。メタン濃度が高い。

講演 広島大学大学院工学研究科 博士研究員  Nattacha PAKSUNG
「グルコースの亜臨界水ガス化に及ぼすフェノールの影響」
グルコースの水熱分解に及ぼすフェノール添加の影響を議論。フェノールはラジカル捕捉剤と見なせる。超臨界流体中ではラジカル飯能が抑制された。


以上です。
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