「環境技術」誌2002.9月号p.446〜471に出たwetバイオマス関連、3編.
 ◆生ゴミ分解過程の微生物群集の解析           ・・・p.698
 ◆廃棄物埋立地の微生物構造解析         ・・・p.701
 ◆生ゴミからの生物学的水素回収:温度の影響    ・・・p.731-739
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◆生ゴミ分解過程の微生物群集の解析/春田伸   ・・・p.698
一般環境における微生物で分離培養できるのは★1%以下であり、顕微鏡による群解析は限界がある.堆肥化など今でも新規微生物発見・単離が続いている.DNA解析など分子生物学的手法が打開の道.それにも問題点はあり、1)核酸抽出,PCRなどによるバイアス、2)菌の生死が区別し難い、3)全体の1%未満検出困難、など.
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◆廃棄物埋立地の微生物構造解析/森浩二,高見沢一裕 ・・・p.701
嫌気性埋立地での分解では、還元性状態のため「電子の捨て場」が必須になり、硫酸、硝酸、鉄V、CO2(メタン菌では)などが当たる. やや低い還元環境では 硫酸、硝酸、鉄Vが喰われ、◎強い還元環境(200mV以下)では CO2(→メタン化)が起こる.
 ★微生物培養→直接染色計測、ではメタン菌など生育遅く測定困難.
分子生物学的手段でようやく◎打開された.埋立浸出水では、全DNAの15-20%が硫酸還元菌、2-3%がメタン生成菌であった.
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◆生ゴミからの生物学的水素回収:温度の影響 /横山昌司,野池達也,中村友香・・・p.731-739
メタン発酵前段の酸生成発酵では炭水化物からH2生成が知られている.メタン生成至適温度30〜37℃に対して、H2生成は30℃以下が至適であることを利用して、メタン3%以下の水素を得た.培養温度低下により全炭水化物分解率は逐次低下したが、溶解性炭水化物の分解率は 97%以上の高い率を維持できた.
コメント/sano:小規模かつメタン含有の水素への用途が見え難い.
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