◆日本機械学会2004年度年次大会('04.9/6〜8/北大、札幌)HP_008-0409
 コメンテータ: 松村  <<バイオ関連発表>>候補10件を抽出した. 
動力エネルギーシステム部門でバイオマスのセッション[S39]が持たれ、松村、犬丸(電中研)がセッションオーガナイザを務めた。他にバイオマス部会からは横山会長の基調講演があり、吉川ら数名参加した。

        抄録・コメント紹介,追加あれば受け付けます
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 --------------------------目次------------------------ 
基調講演K17
セッションS39バイオマス利用への機械工学的アプローチ−前処理技術から廃棄物発電まで−
2401、2402、2403、2404、2405、2406、2407、2408、2409

------------------内 容 ----------------
基調講演K17 横山伸也(東大)バイオマスエネルギー将来展望について
バイオマスの現状についての概観。日本の技術もあるが、世界との共同を考えていく必要があり、そのための戦略を作っていく必要がある。/matumura
セッションS39
2401 乙黒一真ら(東工大)高温水蒸気ガス化によるバイオマスからの水素製造
Hyper-MEETシステムの検討。要素試験の結果に基づいてプロセス効率を計算、冷ガス効率65%で水素含有量46%ガスを得られると予想。/matumura

2402 松村幸彦ら(広大)超臨界水ガス化における水素化媒体に関する研究」
超臨界水ガス化で部分酸化を行った場合にギ酸が生成し、これが水素化を促進するという機構を推測してアセトンの水素化をグルコースの部分酸化反応場で実験。確かに水素化は起こり、ギ酸もできるが、相関がなく、別の水素化物があるとする。/matumura

2403 岡村隆成ら(八戸工大)木質バイオマス流動床炉ガス化特性
提案している2段触媒法の1段目の触媒の特性を実験的に確認。アルミナに担持したルテニウムがガス化特性を向上することを確認。/matumura

2404 渥美亮ら(サッポロビール)食品製造廃棄物水素・メタン二段発酵システムによるエネルギー変換に関する実証研究」
ビール工場廃液を嫌気性発酵で処理。二段発酵水素30L+メタン1L)と単独メタン発酵(メタン1L)を比較。前者が10%程度より高効率の結果。水素発酵を前置によるメタン発酵速度促進効果は確認せず。/matumura

2405 赤阪素史ら(近畿大、和歌山県工技セ、産総研関西セ、地球エネシス研)「りん酸添加による半炭化バイオマス燃料のエネルギー密度向上輸送性への影響」
リン酸を添加することによって半炭化開始温度を低下。その効果をリン酸で最適解が得られる温度でリン酸を用いない場合と比較。ただし、最終評価には製造に必要なエネルギーを考慮せず検討内容に不一致。/matumura

2406 浜野信彦ら(荏原製作所)廃棄物熱分解ガスによる動力回収技術
荏原のICFG(内部循環流動層ガス化)のプラント(1号機、20 t/d木材、2号機15 t/d 下水汚泥)の運転結果の報告。暗転運転可能で、冷ガス効率は60〜70%。/matumura

2407 森祐司ら(東大)低カロリーガス焚マイクロガスタービン運転制御システムの開発」
低カロリーガスを燃焼する2段燃焼タービン構造を提案。出力軸回転数を一定にするためにPID制御ではなく2自由度制御を行う。今後、実機を組み立てて運転する予定。/matumura

2408 谷口美希ら(中外炉工業)森林バイオマスによるガス化発電実証試験設備
山口のロータリーキルンを用いてガス化を行いガスエンジン発電を行う2 t/dプラントの運転報告。差し引き計算で求めた機器放熱が30%。/matumura

2409 張剣(東工大、エコミート、TYK)鶏糞を燃料とする小型ガス化発電システムの実証研究
40 kg/hの鶏糞ペレットシャフト炉を用いて熱分解・炭化を行い、生成ガスを改質して水素を得るプロセス。5.1 MJ/m3のガスを安定して得る。/matumura

-------------機械学'04 fin.