◆第21回エネルギ-・資源学会研究発表会'03.6/12〜13;東京)◆ バイオマス関連12件/全88件中
→HP=008-0306
[時、所]2003.6/12-13,東京虎ノ門パストラル
HP掲示(HP-008-0306)用に、「抄録・コメント」を公募中.(未)がまだ残っています.
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15-1 バイオマス用途のカスケード序列の再検討
(地球エネ・シス)佐野寛,(産総研)本庄孝子,(近大)井田民男,,淵端學,澤井徹
木質バイオマス、草本バイオマスなど各資源の段階的利用の効用評価.マテリアル利用をエネルギー利用に優先の過信はカスケード序列に誤りをもたらす.経済性評価・エネルギー活用性評価、によって利用優先順は変動する.特に直接堆肥化がエネルギー浪費性の強いことを指摘した.
Q:生ゴミの直接堆肥化での原料炭素の分配比は? A:3/4がCO2に、1/4が堆肥へ.メタン発酵を経由すれば、1/2がバイオガスへ、1/4がCO2へ、1/4が堆肥へ、で同じである.
Q:間伐材利用の理想的カスケードは? A:カスケード順位で上位の木材化は困難、パルプ化も樹皮分が多く困難なので、燃料利用が浮上する.「チップ化→堆肥」はエネルギー放棄(浪費)が大きい./sano.
15-2 木質バイオマスエネルギーの地域別利用可能性
(中山産業)佐野貴司、(東北芸術大)三浦秀一
東北地方の利用可能量をアンケート調査で調べた.産出量では、製材廃材は港町に多い.未利用間伐材・林地残材は広域分散型である.果樹剪定材は産地集中型となる.需要量では、北部ほど多い(=暖房需要).
意見:アンケートではペレットストーブなど理解され難く、時期尚早では? チップストーブが先行するのではないか.
15-3 「木質直接燃焼 ボイラ(未)
15-4 紀伊半島の木質バイオマス資源とその搬出量の推定
(近大)井田民男,,淵端學,澤井徹,(産総研)本庄孝子,(地球エネ・シス)佐野寛
紀伊半島はバイオマス宝庫であり林野率は日本平均値0.65を大きく越えている.その資源量を推定する.傾斜林率に依存した搬出可能量の推定を目指す.1.7Mhaを170のメッシュにわけ、△hマップにより傾斜度分布を図示した.40度以上の急勾配林が多いことが判る.紀伊半島中央山地の殆どは未資源林になる./sano.
Q:森林資源は伐ってしまうと枯渇するのでは? A:資源量は、年成長量で評価している.
18-1 木質バイオマスからのエタノール製造技術
(月島機械)奥田直之,早川智基,能村隆
杉建材から1次希硫酸分解(>0.5%,>150℃,>5分)でC5糖を、2次硫酸分解(>1%,>190℃,>1分)でC6糖を得る.、石灰中和後、発酵してエタノールを得た.収量は200〜250立/t-杉乾物、である./sano.
Q:CCAが入ると発酵阻害は起きないか? A:1サンプルの試験結果では影響しなかった.
18-2 新燃料BCDF:セルロース,檜オガクズ,カイズカイブキの半炭化・圧密化
(産総研)本庄孝子,(地球エネ・シス)佐野寛,(近大)井田民男,,淵端學
セルロースの熱分解減量は350℃付近で急激に起きる.木部は280℃から徐々に分解始まり、残炭はセルロースの数倍になる.葉は200℃から減量が始まり残炭はさらに多い.枝はその中間値を与える./sano.
Q:葉を半炭化物として持ち出してしまうと林が栄養不足にならないか? A:葉は灰分が多く炭化物収穫メリットが少ないので、林地に残し熱源として利用する方向で検討している.だが将来の草本バイオマス資源化・搬出用に重要なデータが得られる.
18-3 半炭化燃料の輸送性に及ぼす酸添加の効果
(近大)澤井徹,(産総研)本庄孝子,(地球エネ・シス)佐野寛,(和歌山県工技セ)梶本武志
天然に豊富なクエン酸1%、5%添加による半炭化の促進効果を調べた.570〜650Kにおける熱分解減量は化学結合水の放出でありエネルギー収量低下を招かないがそれ以上の温度域の減量は有機揮発分の脱出によりエネルギー収量の急低下を招く.前者をSC域と名付ける.クエン酸添加の効果はSC域温度を若干低下させる.SC化の輸送性向上効果の数値化も検討した./sano.
18-4 「移動層ガス化炉(未)
17-1 廃棄物のグローバルリサイクルシステムのケーススタディ
(立命館大)小泉国重,小幡範雄,周偉生
国内だけだと焼却されたりする資源が多い.再資源化コストも人件費の高い国では不利である.廃棄物輸出、廃棄物部品輸出、再資源化材料輸出、などの各段階があり、廃家電では具体例が見られる.
1-2 京都議定書 森林プロジェクトにおける算定方法と事業評価(未)
(東大)野村恭子,松橋隆治,吉田好邦
7-2 地域分散型ガス化triジェネレーションの経済性・環境評価
(東理大)小長井晋介,堂脇清志,森俊介
木屑発電で、1.発電、2.熱(暖房給湯用)、さらに3.燃料(水素、メタノール)を取り出すことの経済性を検討した.木屑の逆有償により可能性が高まる./sano.
意見:コジェネは小規模分散型発電が適しているが、メタノール合成は大規模適性があり、似合わないのでは? 意見:固定費の少ない燃料製造には、固体燃料(木炭、半炭化物)製造がより適合するのでは?
12-4 新エネルギーの地域偏在を考慮した日本版RPSの分析
(電中研)西尾健一郎,麻野浩志
企業の行動として 1)自ら新エネ発電する、2)新エネ電力を購入する、3)相当量新エネを購入する、などの方向が期待される.新エネとして、太陽光発電、風力、ゴミ発電(および石炭バイオ混焼)、中小水力、を検討した.何れも地域偏在性が強いため、供給地域を越えた新エネ取引が必要である./sano.