◆「第20回日本エネルギー学会大会」◆
2011.8/9-10(火-水)/関西大学、大坂 吹田市
3-7-2 石炭・バイオマスの水蒸気・CO2共ガス化/(名古屋大)○キヘドゥ・ジョセフ,義家亮,成瀬一郎,植木保昭
石炭とスギの共ガス化について。石炭とスギを各々ガス化させた場合のガス化率と,石炭とスギの混合物のガス化率を比較。これらを混合することで,ガス化率が向上する。スギから発生する水素が,石炭粒子の反応性に影響しているとのこと。
3-7-3 高温気流層ガス化炉における汚泥のガス化/(名古屋大)○小林信介,田邊靖博,(岐阜大)板谷義紀
ダウンフロー型気流層ガス化炉で,汚泥と既往の木粉のガス化を比較。汚泥は,木粉に比べてガス化が進行しにくく,ガス組成にも違いがみられた。汚泥のガス化の進行が不十分なため,シフト平衡に達していないことが原因と考えられる。
3-7-4 バイオマス由来の粗酢液を用いた石炭燃焼・ガス化反応性の向上/(電中研)○梶谷史朗,梅本賢
木酢液の利用について。石炭を酢液処理することにより,ガス化反応性が向上する。石炭に含有されるカルシウムが酢液処理により溶解し石炭表面に分散されることにより反応性が向上すると考えられる、とのこと。
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3-8 ガス化2/座長=花岡寿明
3-8-1 孟宗竹粉の炭化・ガス化・液化/(新潟大)鈴木功聖,加藤喜明,○小島康夫
バイオリファイナリーの一環として孟宗竹を400-800 ℃で炭化。700℃を越える辺りで収率は25 %で一定になる。また、この炭素を水蒸気ガス化。温度や水蒸気量を変えてガス組成を確認。さらに450-550 ℃で急速熱分解も実施。
3-8-2 使用済みきのこ培地を利用する固定床ガス化熱利用技術の実証研究/(東京ガス)○井川純子,山岸 哲,松井 徹
使用済みきのこ培地を固定床ガス化して熱利用するプロセスを1.5 t/dで実証。ペレット化したものをガス化し、これを2段燃焼する。クリンカ生成とNOx発生の問題を解決。蒸気の半分は培地の乾燥に利用。
3-8-3 都市域バイオマスのガス化発電/(清水建設)○村田博一,栗原 隆,渋谷勝利,野崎健次
シュレッダーダストなどの再生に向かない紙をガス化して発電する都市部向けガス化発電システム、ビル・バイオマスターの実証運転。モデルとして木を原料とし、冷熱効率70 %、31 kWの発電でエネルギー効率16
%を得る。
3-8-4 木質系建築廃材の液体燃料化に適した固定床ガス化炉の検討/(大阪府立産業技術総合研究所)○大山将央,井本泰造
液体燃料生成を想定し、建築廃材をガス化する酸素富化空気を用いた固定相ガス化の検討。ダウンドラフト炉を用い、生成ガスを再循環することによって安定ガス化ができる。生成ガスは水素量が少なく、最大でもH2/COが1程度。
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3-9-2 籾殻からバインダレスで製造した炭素/シリカ複合材料/(秋田県大)○松尾裕矢, 鶴田俊,(秋田大)熊谷誠治
籾殻を粉砕して熱圧成形し、その後1000℃程度で炭化すると、高密度、高強度、高耐磨耗性の成形体となる。炭素とシリカから成り、バインダを不要とするこの炭素成形体は、軸受け材等としての実用が期待できる。
3-9-3 牛糞堆肥炭化物の水蒸気吸着特性/(関西大・環境都市工学部)○林順一, (新産業創造研究機構, NIRO)大隈修
400℃以上、1000℃以下で炭化した牛糞堆肥炭化物は、市販のヤシ殻活性炭よるBET表面積は劣るが調湿能は上回った。これは含有するKClの効果であり、良好な調湿材として利用できる。