2011.
7/15(金)
13:30〜/京都リサーチパーク
第63回バイオマス利用研究会007-1107a
報告者=佐野寛;抄録/sano
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1)「未利用バイオマスホットプレス(BHP)成型燃料製造システムの技術開発」/貝原 束、→安恒正志(メディカルウェストシステム)及び(京都工芸繊維大学)
NEDO委託・新エネベンチャー技術革新事業(2008-2009)による。
<原料バイオマス>水分20-60%であれば、枝、竹、茶滓、菌床、等が使える。
<プロセス>プランジャーφ130×600mm、蒸気加熱(160-180℃、70-120分)を加えて軟化流動させる。原料水分が高い時には多量の水蒸気が噴出する。
ピストンφ120×150mm加圧(130-160MPa、〜40分)成型する。→密度1.3g/cm2に近づく。
<製品>耐水性大(30分煮沸でペレットは崩壊)、150℃以下の予熱処理では崩壊。
水分率は19-22%。密度は1.2-1.28(ペレットの約2倍)。
発熱量≒6000cal/cm3(高密度の分だけペレットより大)。 灰分:原料を反映。
粉砕性:良い(もろい)、容易に100μm以下になる。
*Q:150℃以上の加熱処理で水分が20%残るのはなぜ?
→A:製品水分の高いデータがあり、まだ理解しにくい点がある。
*Q:コストは?
→A:実証実験だけで詳細不明だが、価格を\25/kgに抑えたい。
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基本的に木質の熱量がそのまま製品に温存されている。乾物重量当たりの発熱量は、原料木質、ペレット、BHPはすべて等しいと見てよい。プロセスエネルギーの損失分を、利用の利便性でどれだけ取り戻せるか、が勝負になろう。
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2)「東日本大震災と今後のエネルギー問題」/石原慶一(京大院,エネ科研)
<内容>早期の原発全廃は困難。再生可能エネルギー(太陽、風力、バイオマス)を最大限導入したとしても、150GWで、原発電力の半分に過ぎない。ただし、ウランも枯渇資源なので、2050年ころには脱原発せざるを得ない。→ 40年老朽炉を順次廃止する程度か。
原子力コストデータはこれまで各種電源野中で最も安く、競争力があった。「想定外事故」以後、いくらか上昇するはずだが、今のところ算定基準が確定せず、驚くほど高騰することはない。
*Q:今度の事故で、廃炉コストが高騰するのではないか。
→A:被災地補償を入れても、それらは大したものではない。
*Q:日本は人口減少で電力需要は減るのではないか。
→A:少子高齢化社会では、世帯数は減少せず、電力需要は減少しにくい。
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コメント/sano:バイオマス発電コストと、今後の原発コストとの比較が欲しかったが、まだ計算できる材料が揃う段階ではない模様であった。
ーーー−−−−−−−'1107終.