2010.12/7-10札幌
 寒地技術シンポジウム
三木先生、ご報告ありがとうございました。
バイオマス関連の発表3件。

10−I−038
亜臨界水による植物性油脂の加水分解(酸化金属による脂肪酸の固化)/河合秀樹(室蘭工業大学)
亜臨界水で、動植物油脂から脂肪酸を抽出する技術は、たとえば、ホタテのウロに含まれる重金属の除去の際に邪魔な油脂成分の分解でも役立つ。本報告では、亜臨界水中に酸化金属を添加した場合の菜種油の加水分解反応に関して、得られた固形分(固形化脂肪酸金属塩)のトランス型光学異性体への熱変性を分析する技術を確立するため、オレイン酸由来の脂肪酸の同定を中心に、クロマトグラフ分析を行った。
 
10−I−039
光合成微生物限界光量並びに、CO2通気方法による増殖特性の違い/野村慶太他1名(室蘭工業大学)
:光合成微生物の増殖のための
必要炭素源CO2供給方法と、微生物の限界光量について検討した。CO2の供給は、1)エアレーションと2)NaHCO3の直接添加とした。限界光量は、照度を変えて増殖量と吸光度の検量線を作成することによる。その結果、クロレラ藻体の培養法は、イオン供給法よりもエアレーションがよいことがわかった。また、光量の多い方が、優位であるが、過度の光量は、クロレラの葉緑素の白色化を生じ増殖が阻害されることがわかった。
 
10−I−040
植物油を燃料としたディーゼルエンジンの研究/加藤雄三他4名(室蘭工業大学)
:雪冷房などを利用したデータセンターとコジェネから出る廃熱を利用する
植物工場を組み合わせたホワイトデータセンターのサーバー電力を賄うコジェネの燃料に「菜種油」を利用するディーゼルエンジンでは、22℃以上にすると、エンジンの運転が可能となり、熱効率も軽油や灯油と変わらず、スモーク濃度は半分以下になることが明らかになった。
<以上>
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