2010.11/26エッサム本社ビル4F会議室

リサイクル・バイオマス・ガス化]三部会(RGB)シンポジウム
廃棄物、バイオマス、石炭等利用技術の最新動向
報告者=花岡

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「ジャイロ式波力発電システム」/
(神戸大学)神吉 博
 フライホイール、ジンバル、発電機から成る試験機を浮体に搭載し、浮体の揺動を基にジャイロモーメントを利用し、発電試験を行った。2009年30kW達成。波が欧米と比較し低い日本近海でも発電効率が高く、無公害、軽量、嵐にも強い。
 
二塔式循環流動層による褐炭ガス化」/(IHI)須田 俊之
 二塔式循環流動層ガス化炉TIGAR(Twin IHI Gasifier)による低品位炭の利用技術開発。助燃剤、酸素プラントを使用せず、原料含水率40%まで適用可能。6t/dパイロット試験炉運転での生成ガス組成H2:51%、CO:18%、CO2:19%、CH4:9%。コーヒ滓のガス化実績有り。
 
下水汚泥の低温炭化燃料化システム」/(月島機械)上田 厚志
 250〜350℃の低温域で炭化を行うことで、炭化物の高発熱量化(HHV:約15MJ/kg(dry))を図った。炭化前造粒および炭化炉への蒸気添加により自然発火性の抑制、臭気低減が可能。2009年3月〜2032年3月の期間、当該システムを含む石炭混焼利用までの下水汚泥燃料化事業を展開。
 
亜臨界水処理による未利用バイオマスの資源・エネルギー化」/(大阪府大)吉田 弘之
 魚のあらを亜臨界水を用いたプロセスで生分解性プラスチック等へ変換する技術について解説および経済性の試算を行った。大阪府立大学方式の連続亜臨界水処理パイロットプラント及び商用プラント5機が稼働中。

マイクロ波を利用したバイオオイル製造技術」/(新日鐵化学) 野本英朗
 木材から液体燃料および製鉄・化学原料としての芳香族化合物を得るマイクロ波を用いた変換技術の開発。溶媒としてエチレングリコール、触媒としてH2SO4を用いることで5分程度で可溶化可能。バイオオイルの発熱量は重油の半分程度であるが、ボイラー燃料としては適用可能。C重油代替であればバイオオイルの脱硫処理は不要。
 
DMEの現状と今後の展望」/(三菱ガス化学)中村健一
 
2008年8月にメタノール脱水による年産8万トンのDMEプラントを新潟市に建設。2009年1月より供給開始。中国(石炭由来)、スウェーデン(黒液由来)、韓国(天然ガス由来)、エジプト(天然ガス由来)などの国外のDME製造プロセス開発動向を解説。

都市ごみガス化溶融炉, その後の成長」(日本環境衛生センター)藤吉秀昭
 ガス化溶融炉の現状と改良点を解説。流動床式では電気消費量が160kWh/tまで低減されている。シャフト炉式ではコークス添加量を30kg/tまで低減可能。平均発電効率は15%程度。
<以上>
−−−−−−−−−'1012終