◆バイオマス部会夏の学校2006◆→007-0608 <<NEW>> 2006.8/24-25(木〜金)/上勝町(徳島県南部)「月の宿」
主催:日エネ・バイオマス部会およびBIN(バイオマス産業社会ネットワーク)
参加者=65名
見学・講演会・ディスカッション。実務担当は岡田様(BIN)
報告者=松村、佐野。
・・・・・・コメント、感想の追加をを募集しています・・・・・・
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8/24 集合=徳島駅(12時半)、空港からのメンバーと合流、バス→上勝町(1時間)
[見学]:木質チップボイラー。80〜84℃の湯を「月の宿」へ給湯している。250 kWと500 kWの2台で、木質処理量は10 m3/日(=4〜5 t/日)。
[挨拶]:山地日本エネルギー学会バイオマス部会長
[講演]:
オーストリア大使館のフィノキアーロ氏「オーストリアのバイオマス利用」
笠松上勝町長「上勝地域の取組」
坂西産総研バイオマスセンター長「バイオマスセンター概要」
茨城大学の小林先生「ペガサスシステム」
[夕食会・トピックス紹介]:
農林水産省の白石様「バイオマスニッポンの状況」
四国経済産業局の由佐様、竹内様「四国のバイオマス利用状況」
環境総合テクノス生物環境研究所の沖森様「アジアの植林事例」
松村幹事「バイオマス政策の概要」
[懇親会]:夜更け1時頃まで続きました。/matumura.
8/25
8時朝食;
[講演]:いろどり代表取締役の横石様「上勝の全国の料亭に妻材の葉を納入して地域を活性化させた経験」面白く、参考になりました。
[見学]:10時バス出発→「移動式ペレット製造装置」バークや竹をその場で粉砕→乾燥→ペレット化する設備を大型トラックに積んだ装置。木質発生源に行き燃料生産を行うシステムとして興味深い。
宿にて昼食→解散。/matumura.
---個別のコメント---
「木質チップ温水ボイラー」見学:
月が谷温泉へ給湯している。燃料は製材所廃材、流木、林地残材などのチップ。従来のA重油を代替することで、年間1200万円を町内へ還流できる。昨年は樹皮付チップを9円/kgで購入できた。燃焼灰は300円/kgで染物業者に売却した(将来は森林還元により循環へ)。/sano.
「オーストリアのバイオマス利用」オーストリア大使館、L..フィノキアーロ氏
オーストリアは人口8百万、森林4万km2、製材業とパルプ工業が盛ん。廃材熱利用も多く、全エネルギー消費の11%を占める。バイオマスエネの52%は薪、18%がチップ利用である。消費先は熱需要が主力で電力がその半分。/sano.
「上勝地域の取組」笠松上勝町長
上勝町は人口2000人(四国最小)、109km2、森林率86%、高齢化率47%、標高約700m。だが、木の葉商品化で有名な「彩農業」で高齢者中心に年商2.5億円を上げ、ごみ資源化率80%を達成し、2020年ごみゼロを目指す先進域でもある。地球規模で環境が劣化する100年先を考えよう。高齢者福祉には高齢者生き甲斐創生の「彩農業」で。データ:林材売上げ=2000年で急落(単価1/3に);有害獣(鹿、猪)急増2002年以降。棚田は1/10に減少して保水力が激減し、河川が荒れている。/sano.
「バイオマスセンター概要:バイオマス燃料製造研究」坂西産総研バイオマスセンター長
石油輸入は2.5億kL/年、15兆円にも達する。この金額を使えれば代替燃料開発は可能。国産ば潜在資源量は600万kL石油相当。これはE10実施相当量のポテンシャルがある。木質資源から液体燃料製造の各種研究の現状を述べた。/sano.
「ペガサスシステム」茨城大学の小林先生
PEGASUSという「循環地域システム」創造支援ツールを紹介(→ www.pegasus-we.or.jp)。画面操作で各種データを引き出し、新システムの考案ができる(そのシステムの効果が予測できる)。/sano.
「彩事業」横石・いろどり代表取締役
上勝町の過去:高齢化、保護型福祉依存、やる気なし、排外的。紅葉、木の葉類に需要(→料亭の妻材向け)があることを説得、高齢者用パソコンを開発して最新需要情報を送る・個人データと成績を公開する刺激で高齢者を活性化。平均70歳・190名が参加、年商2.5億円に達した。/sano.
------来年の「夏の学校」-------
森林総研の吉田様のお世話役で
岩手県を予定。なお、BINでは
春の学校を企画するもようです。/matumura


---007-0608終.