バイオマス部会夏の学校2005007-0509) <<NEW>>  
              
内容: 追加投稿を、歓迎します (報告者=松村、佐野

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[時・所]'2005.9/4-5日(日〜月);山梨県。バイオマス部会夏の学校、本年度はNPOのバイオマス産業社会ネットワーク(BIN)との共催です。参加者48名(うち名は山梨県関係の方)、見学、講演会、ディスカッションが行われました。
開催担当:NPOバイオマス産業社会ネットワークの岡田様、ほとんどの司会をやっていただきました。
 
この場を借りて御礼申し上げます/matumura
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9/4
午後1時半 JR中央線甲府駅に集合、バス(途中、下部温泉駅からも合流)で移動、早川町役場へ。
間伐現場を見学典型的な急傾斜林(30〜40°)へ直登し、山道もない切捨て間伐の現場を観察しながら、作業員の方からの解説と質疑を持ちました。切捨て材を里への引き出すのが、いかに困難かを実感しました。下山の途中から驟雨がありました。
・・・→宿に移動
講演と座談会

講話早川町長辻様から略史と現状・問題点を。 林業全盛期・拡大造林、早川流域の水力導入期を経て、製材の不採算化と水力運転の無人化があいつぎ、村が過疎化(人口85%流失)した。今は、主として熱利用を目指すバイオマスタウンに応募して、本年7月に認可。体験ツアーなどを含む観光振興、6000t/年のバイオマス採取・活用、ボイラ熱供給で給湯(→温泉)などを企画している。 ・・・→夕食
講話 森林組合・
長谷川空五様から、早川森林の現状について説明頂きました。人口1600人、370km2の面積のうち96%が森林(3/4が急傾斜林)です。[質疑]: 間伐材利用は?→間伐は切捨てです(育林が目的)。 拡大人工林を(豊かな生態系の)雑木林へ戻せないか?→主伐後に放置すれば戻るが、今でも猪は多い。 林家はどうする気?→不在地主に熱意・経営力はなく、長期の分収契約を結んで組合や自治体が人工林の1/4を管理している。 山林にイノブタ放牧できないか(和歌山の畜産研ではイノブタ開発中である)?→猪は柵で制御することが難しい有害動物だが、イノブタはできるかも知れない。/sano
座談会「バイオマス資源の収集・運搬および利用の現状と課題」/
電中研・井内様、NPO・曽根原様、四国経産局・南様、話題持ち寄りです。
*林道端→需要地までのエネルギー負担やコスト負担を数値化した比較論。 *山梨県木質バイオマス利用の技術社会モデル、図を配布して説明。 *おから乾燥機(350℃のLPG燃焼気で流動床乾燥分級)数秒で水分80%→10%以下に。製品サンプル配布。
講演「メタン発酵UASB、トリジェネレーション技術の展望」/大阪ガス、久米様
 80℃越えの超高温メタン発酵菌の開発により、高速メタン転換が可能になり、wetバイオマスの資源化対象が拡張できる。tri ジェネレーション:電力+熱(温熱利用および冷房)だけでなく、炭化物を作る、排出CO2利用(温室の光合成促進用)など。
「バイオマス産業社会へのアプローチ 〜故 
原後雄太・明治学院大学助教授の業績を振り返って〜」(バイオマス産業社会ネットワーク、泊様
本会合の直前にトルコで死去された、BINの副理事長の、資料を配布しPPにより解説。開発における先住民の保護にまともな理論が提案された功績は大きい。また「良いバイオマスと悪いバイオマスとがあるんじゃないか」という問題提起は会場を沸かした。[出た意見]: *輸入バイオマスの善悪は、結局「外部化」の問題ではないか? *バイオマスが市場へ出てしまえば、搾取歴を持ったものと持たないものの区別は困難だ。 *開発によるGDP増大が、先住民の生活低下を招く不思議は、市場に出ない「内部GDP」の損失を無視したからだ、と考えれば理解できる・・・→良い開発と悪い開発、を判定できるはず。 *森林開発→農地化、農地→植林化、いずれも環境破壊と批判されるのは変だ。 *パーム油の生産性は高く、化石燃料代替効果も大きい。原生林のままだと、代替効果はゼロだ。 *CO2抑制以外に、種の多様性保存という別な目標もある。/sano
・・・この後、有志はアルコール燃料も交えてバイオマス関連の討論を午前1時半〜3時過ぎまで行いました。
 
9月5日、
朝食後、
報告
「山梨大学スローセンタープロジェクト『持続可能な地域エネルギーのポテンシャル予測と活用』〜山梨バイオマス社会ビジネスモデル4〜」/山梨大学の鈴木様
他に、
小高様から地域通貨、小林様からキャタピラ三菱関連の報告をいただいた。
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10時バス出発、富士川下流へ
見学:南部町森林組合の共販所
地域の木材を器械で選木、販売し、売れ残った小径木(主に高齢・間伐材)をここで製材して材として安く(約2割?)販売する。この製材のおかげでこれまで放置されていた間伐材も持ち込まれて売れることもあると。樹皮の用途として、燻煙処理(シロアリ防止用)を実施。
 時期遅れ間伐が、市場化可能な太目の小径木を生んでいる例かと思われる。昨日見学した早川森林の通常間伐材は、これより細材で、この利用対象にはならない/sano
バスで甲府駅まで戻り、解散



なお、来年の夏の学校未定

---007-0509終.