三部会合同シンポジウムバイオマス部会ガス化部会リサイクル部会→007-0411b <<NEW>>  
 
  バイオマス関連x件 (報告者=美濃輪

[時・所]'2004.11/4 /東京
「DME実証試験について」/JFEフォールディング DMEプロジェクト 大野陽太郎
天然ガスからDME(ディメチルエーテル)を100t/dで製造する実証プラントの運転状況を報告。これまでに1ヶ月程度の連続運転を行い、累計で5000tonのDMEを生産。目標値合成ガス総合反応率95%以上、DME反応選択率90%以上、DME純度99%以上を達成。さらに3ヶ月以上の連続運転を来年実施。改質はCO2循環ATR(Autothermal Reformer)方式。DME合成はスラリー床方式。
バイオマス等への応用について質問があり、▲規模が小さいとの回答。

「バイオマスガス化BLUEプロジェクトの紹介」日本計画機構 環境システム開発部 亀山光男
熱媒体予熱炉→改質炉→熱分解炉の順に循環使用することにより、水素リッチのガスを生成。技術はドイツDM2社からのライセンス。BLUE=Biomass Local Unit Energy(バイオマスを利用した地域エネルギー)の事業化が主。長野や出雲で勉強会。ガス化炉の実証は阿南市で行う予定。

「バイオマスガス化発電の紹介」/中外炉工業 バイオマス発電プロジェクト 笹内謙一
木・竹チップロータリーキルンで熱分解後高温改質する。得られたガスはガスエンジンに供給する。実証規模は5t/d。チップは山口県から安価に供給。間接ガス化なので、比較的発熱量の高いガスが得られる。全体の効率は20%。

「建設廃材のアルコール発酵について」/ 日揮 長田靖久
廃建材濃硫酸で糖に分解後、アルコール発酵する。得られたエタノールはガソリンに混ぜる。酸分解は75%濃度硫酸による可溶化過程(40〜70℃)、水で希釈し30%濃度、90℃での単糖化工程からなる。固液分離(リグニン除去)、クロマト法による酸・糖分離して糖液を得る。全体の収率は1ton木材に対し234kg(理論値350kg)。

 「燃料電池用石炭ガス化製造技術開発-EAGLE-」/
電源開発、外岡正夫
燃料電池(MCFC,SOFC)に利用可能な石炭ガス化技術IG-FC(
酸素吹き噴流床ガス化炉150t/d規模)及びガス精製技術の確立を目指すプロジェクト。2002年に運転を開始し、ガス化性能、ガス精製性能を確認(炭素転換率99%、冷ガス効率78%、硫黄0.1ppm以下、ハロゲン・アンモニア1ppm、ばいじん1mg/Nm3)。これまでに累積2200h運転(連続291h)。

「高効率廃棄物ガス変換発電技術開発の紹介」/
エネルギー総合工学研究所 浅見直人
H3年度から実施された
都市ゴミ二段でガス化するプロジェクトを総括する。H12に開発された高効率廃棄物発電は大型(200t/d以上)に適しており、開発後順次導入も行われてきている。一方、▲小規模(100t/d)ではゴミ発電は導入されていない。本開発では、小型二段ガス化の開発を行い、送電端効率14%上の技術が確立できた。方式は流動床炉、キルン炉、シャフト炉で、顕熱回収や低発熱量ガス用エンジンも開発した。

「AKシステムによる都市ゴミ再資源化について」太平洋セメント 中央研究所 研究開発部 高野博幸
都市ゴミ生分解処理した後にセメントキルンで焼成する。日高市で導入。規模は60t/d、年間で16,000ton受入。コンポスト化した資源化ゴミ1tonあたり、石炭使用量を0.3ton削減、80kgがセメントに。ゴミ処理費は39,000円/ton。
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