◆森林バイオマス利用を考える交流会2004◆→(2004.2/)→HP007-04027b
[時・所]2004.2/8(土)午後;京エコロジーセンター(COP3記念でつくられた常設の展示場;環境関連図書も充実)京阪藤森駅すぐ.
[主催] しんくたんく京都、[共催]京エコロジーセンター、[後援]京都府、京都市ほか
基調講演:「森林バイオマスの可能性」/大場龍夫(森のエネルギー研究所)
非常に広範な内容だったので、キーワードを列挙します.
木質エネルギーの環境:不利な現況2点/追い風の要素4点、を整理. 持続可能社会:環境funnel/Natural stepの4原則/木質の持続性. 木質利用法の流れ図. 日本での利用状況(表)、ボイラ300基、発電30基;特徴=自家廃材・自家消費、廃棄物処理におんぶ. 石炭混焼:宇部興産(循環流動層)、太平洋セメント. 木質ペレット製造:〜2001=葛巻・ツツイ・須崎、2002=5社、2003=6社. ストーブ製造:輸入代理店→国産へ. ペレットかチップか?:比較表. [薪・チップ・ペレット]対各種燃焼器、各種利用機器の組合せ適性. 各国ペレット生産量(表). ペレット経済性:当初の製造原価(\/kg)=100から22→18へ;灯油\4.5/Mcalへの接近. ペレット歴史:1984ブームとその衰退の教訓. ペレットクラブ案内. ポスト廃棄物BMへの展望.
---円卓会議講演
☆新旭町/滋賀
太陽・風力・バイオマス3本柱を公園や民生利用開発している.バイオマスは後発だが、温水プールと特別養護老人ホームへの熱供給パイプ300mを引くことでチップボイラを実働させている。灯油2.2円/kWh熱、に対抗するには、チップ¥1万/t以下が必要で、やっと¥5千/tを製材所木屑で手当。無料の木質資源も入手可能だが、輸送と、チッパー代でどうなるか問題。
☆美山町森林組合(京都府最大の森林センター)
広葉樹チップをパルプ原料として王子製紙に売っていたが、'80年代末から外材チップに価格対抗できず、中止。 1997年から薪販売を開始、HP宣伝で2000年以降順調に伸びている。生産は百束/人日。トラックに540束積んで近畿圏輸送;今年は3万束(15百万円)売った. 炭焼きは、外炭が安くて引き合わなかった。
☆サンポット(埼玉本社、初の国産ペレットストーブ)
1992年岩手県と共同開発でモニター機を作った。輸入ペレストーブの半値以下にはできそう。輸入機との差異:白ペレットだけでなく、樹皮ペレットも焚ける。今後は小型(0.5〜1kg/h、まだまだ大きい?)も開発、2004秋発売予定。
☆関西産業(彦根本社、炭化物製造機器)
1967年,籾殻薫炭製造機(1〜2t/h)初めて全国450所へ納入。籾殻薫炭(灰分>50%)は燃料でなく土壌改良剤・調湿材・畜産敷き料などに販路。籾殻炭化は稼働率が低いので、バーク炭や竹炭(硬い)も手がけている。三重大と共同で一宮でガス化発電実証機(50kg/h)を試験中。
☆薪く炭くきょうと:報告
京都府・市と協力、雲が畑の森林組合との協力で森林実習・遊び・調査研究などを実施.教育機器開発もやっている.学生と定年退職者が主たる戦力になる.
☆地球デザインスクール:報告
宮津市を拠点に市の衛生課や森林組合と共同で. 1.木質の講義. 2.里山管理ワークショップ:シュラ4m・8本を設置. 3.採木ワーク:伐採実習→シュラで集材→チッパー→ふるい分け. 4.ペレット製造と使用:ペレッター実習→燃焼比較テスト(木片/チップ/ペレット)
. (報告者=佐野)
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---007-0402b終.
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