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「木材利用と地球環境を考える」シンポジウム →007-0308 new 林産試験場公開講座/北海道林産技術普及協会創立50周年記念 開会主旨樹木の伐採と木材の使用は環境破壊か?自然の本当の力は?地球環境を救う手はあるか? ムーア博士(グリ-ンピースの創設メンバー)は、グリ-ンピース・カナダの代表を9年間(1977〜1986年)、グリ-ンピース・インタ-ナショナルの理事を7年間(1979〜1986年)歴任、グリ-ンピースは世界的な環境保護活動機関に成長。 1991年に、天然資源・エネルギー・気候変動などの総合的コンサルタント〈グリーン・スピリッツ〉を立ち上げ。 2000年、ムーア博士は、Green Spirit-Tree are Answer(グリーンスピリッツ-樹木が答え)を出版しました。 |
パネル・ディスカッション 木材利用と地球環境を考える
コーディネーター
石井 寛(北海道大学大学院農学研究科 教授)
パネラー パトリック・ムーア(カナダ在住、森林生物学博士)
寺島 一男(大雪と石狩の自然を守る会 代表)
早坂 尚美(環境ネットワーク旭川(地球村) 事務局)
長原 實(社団法人全国家具工業連合会 会長)
高 原 郷(旭川地方森林整備事業協同組合 理事長)
丸山 武(北海道立林産試験場 副場長)
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北海道立林産試験場の山崎です。
2003.8/6 シンポジウム「木材利用と地球環境を考える」バイオマス利用関係内容をご紹介します。
◎基調講演 パトリック・ムーア「樹木が答え Trees are the Answer」スライドショーによる講演が行われました。 内容紹介→ほぼ同様な文章は、次で入手できます.Forest Products Journal Vol.50 No.10 p12〜19(2,000)「Trees are The Answer」を、北海道林産技術普及協会の伊藤勝彦氏が訳し、同協会発行のウッディエイジ2001年4月号に掲載。木材利用によるエネルギー消費の削減、バイオマスエネルギーとしての利用を主張しています。
特色:グリンピースを含めたほとんどの自然保護団体は「森林の利用(伐採)は良くない」と考えている(同様な考え〜環境ネットワーク(地球村)の早坂氏からも木材利用に対する質問)。だが、ムーア氏は伐採で循環的利用の方が、より環境貢献できる、と主張.ムーア氏主宰のGreen-spiritのホームページ= http://www.greenspirit.com
―――討議――
[外材輸入] ムーア氏へ、会場から宮島(元北大)が日本の林業と木材自給率(現在18%)、日本におけるカナダ材の価格について説明。ムーア氏はカナダ材が安いならカナダからの輸入が少ないのはなぜ?(もっとカナダ材を買ったら)と。これには高原パネリスト(旭川地方森林整備事業協組)らから、北欧からもっと安い木材が入っているとの説明。
[日本の森林の活用] ムーア氏は経済上、北米は参考にならないがヨーロッパは日本と同じく急峻地形であり、ドイツなどのヨーロッパ林業を参考にしてはと。(余談ですが、最近輸入量の多い北欧フィンランドの森林は平坦です)
[木材→鋼材、は正しいか] 丸山パネリスト(林産試副場長)は、新聞記事「環境に配慮し、梱包材を木材から鋼材へ」を取り上げ、鋼材のLCA的CO2多発を無視した認識と指摘。環境に配慮にはリサイクル的木材利用を推奨.(一時前には、割り箸の利用についての反対運動がありましたが)。
[木材利用への新認識] 私を含め、木材研究者は近年、木材利用の有効性として、省エネ・炭素固定・太陽光を用いた究極のリサイクル資源があり、環境にやさしい資源であることを説いています。これらはムーア氏の考えと一致します.一部の自然保護団体にも受け入れられ始めています.